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ひとり親で、子どもの学用品費・給食費・修学旅行費など教育費の負担が気になる方

ひとり親と就学援助・高校生等奨学給付金|教育費の負担を軽くするために確認したいこと

更新:2026年6月24日時点

子どもの学用品や給食費、修学旅行の積み立て、高校での教科書代——日々の教育費は、思っている以上に家計に重く感じられることがあります。国には、こうした「授業料以外の教育費」の負担を軽くするための制度がいくつか用意されています。小中学生には市町村が行う「就学援助」、高校生には都道府県が行う「高校生等奨学給付金」があり、いずれも文部科学省が関わる仕組みです。ここでは、ひとり親家庭の方が「何を、どこで確認すればよいか」を整理します。対象になるかどうかや具体的な金額は自治体・都道府県によって異なりますので、最後は必ずお住まいの自治体や学校の公式ページ・窓口でご確認ください。

就学援助とは(小・中学生のための仕組み)

就学援助は、学校教育法にもとづき、経済的な理由でお子さんの就学が難しいと認められる世帯に対して、市町村が必要な援助を行う制度です。実施するのは各市町村で、文部科学省はこの制度を所管・支援しています。

対象には、生活保護を受けている世帯(要保護)と、それに準ずる程度に困窮していると市町村の教育委員会が認める世帯(準要保護)があります。ひとり親家庭の方も、収入の状況によっては対象となる可能性があります。ただし、認定の基準は市町村ごとに定められているため、対象になるかどうかは一律には言えません。

援助の対象になりうる費目には、学用品費、通学用品費、修学旅行費、校外活動費、学校給食費などがあります。どの費目が含まれるか、金額がいくらかは市町村によって異なります。

  • お住まいの市町村の「就学援助」の案内ページ・窓口を確認する
  • 認定の基準(所得の目安など)が市町村でどう定められているか確認する
  • 援助の対象になる費目(給食費・学用品費・修学旅行費など)を確認する

高校生等奨学給付金とは(高校生のための給付)

高校生等奨学給付金は、授業料以外の教育費——教科書費、教材費、学用品費、通学用品費など——の負担を軽くするための、返還が不要な給付金です。文部科学省の制度で、実際の支給は都道府県が行います。

対象として案内されているのは、生活保護を受けている世帯や、住民税が非課税の世帯などです。家計が急に変わって非課税相当になった世帯も対象として扱われる場合があります。ひとり親家庭の方も、世帯の状況によっては対象となる可能性がありますが、要件の詳しい扱いは都道府県によって異なります。

給付額は、国公立か私立か、全日制か通信制か、世帯の状況などによって変わります。金額は見直されることがあるため、ここでは具体額は記載しません。最新の給付額は、お住まいの都道府県や学校が出している公式の案内でご確認ください。

  • お住まいの都道府県の「高校生等奨学給付金」の案内を確認する
  • 申請が都道府県へ直接か、学校経由かを確認する
  • 対象となる世帯の要件(生活保護・非課税世帯など)を確認する

「授業料の支援」とは別の制度です

高校には、授業料そのものを支援する「高等学校等就学支援金」という別の制度もあります。「高校無償化」と呼ばれることが多いのはこちらで、対象は授業料です。

一方で、この記事で扱っている「高校生等奨学給付金」は、授業料以外の教育費を支える給付金です。名前が似ていて混同しやすいのですが、目的も手続きも別の制度ですので、どちらについて確認したいのかを意識して窓口にたずねると、案内がスムーズになります。

なお、高校の授業料の支援制度については、近年見直しが行われています。最新の内容は文部科学省や都道府県の公式ページでご確認ください。

確認する順番と、相談できる場所

まずは「小中学生は市町村」「高校生は都道府県(学校経由のこともあります)」と、窓口の入り口が分かれていることを押さえておくと迷いにくくなります。小中学校に通うお子さんがいる場合は、通っている学校や市町村の教育委員会が身近な相談先です。

申請には期限が設けられていたり、必要な書類が決まっていたりすることがあります。年度の途中でも申請できる場合がありますので、「もう時期を過ぎたかもしれない」と感じても、まずは窓口にたずねてみてください。

ひとり親家庭の方は、就学援助や奨学給付金のほかにも、児童扶養手当や医療費の助成など、あわせて確認できる支援がある場合があります。お住まいの自治体のひとり親支援の窓口で、まとめて相談してみるのも一つの方法です。

  • 小中学生=市町村、高校生=都道府県という窓口の違いを確認する
  • 申請の期限・必要書類を、学校または自治体の窓口で確認する
  • ひとり親家庭向けの他の支援もあわせて窓口で相談する

ひとりで抱え込まなくて大丈夫です。

相談窓口を見る

よくある質問

ひとり親なら、就学援助や奨学給付金を必ず受けられますか?
ひとり親であることだけで対象が決まるわけではなく、世帯の収入の状況などによって判断されます。就学援助は市町村、奨学給付金は都道府県が認定の基準を定めているため、対象となるかどうかはお住まいの自治体・都道府県の公式ページや窓口でご確認ください。
就学援助と高校生等奨学給付金は、両方使えますか?
就学援助は小・中学生、高校生等奨学給付金は高校生が対象で、対象となる学齢が異なります。きょうだいがそれぞれ小中学生と高校生であれば、それぞれの制度を確認できる場合があります。詳しい取り扱いは各窓口でご確認ください。
申請の時期を過ぎてしまったかもしれません。もう間に合いませんか?
制度によっては年度の途中でも申請を受け付けている場合があります。締め切りや取り扱いは自治体・都道府県によって異なりますので、あきらめる前に、学校や自治体の窓口に一度たずねてみてください。

参考(公式情報)

この記事に関連する制度

各区の制度ページで、対象・申請方法・公式ページ・最終確認日を確認できます。

ひとり親の制度を自治体で比べる

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