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親や家族の介護に直面しはじめた方、ご自身やご家族の将来に備えて介護保険のしくみを知っておきたい40歳以上の方。はじめての申請で何から手をつければよいか分からず、不安を感じている方。

介護保険のきほん — 要介護認定の申請の流れ

更新:2026年6月24日時点

ご家族の介護が、ある日ふいに気になりはじめる——そんな経験をされる方は少なくないのではないでしょうか。「どこに相談すればいいのか」「何から始めればよいのか」、不安で胸がいっぱいになることもあると思います。介護保険は、そうした重荷を社会全体で支え合うために設けられた、国の制度です。ここでは、サービスを利用するための第一歩となる「要介護認定の申請」について、大きな流れをやさしく整理します。具体的な金額や区分はお住まいの地域によって異なる場合がありますので、最後は必ず自治体の公式窓口でご確認ください。

介護保険とは — 40歳以上が支え合う国の制度

介護保険制度は、平成12年(2000年)4月にスタートした国の社会保険制度で、お住まいの市区町村が運営者(保険者)となって制度を支えています。所管は厚生労働省です。高齢化や核家族化が進むなかで、介護の負担を社会全体で分かち合うことを目的としています。

厚生労働省の案内によると、40歳以上の方が被保険者となり、65歳以上の方(第1号被保険者)と、40歳から64歳までの医療保険に加入している方(第2号被保険者)に分けられます。40歳から64歳までの方の場合は、老化が原因とされる特定の病気(特定疾病)によって介護が必要になったときに、サービスの利用が対象となる可能性があります。

ご自身やご家族が対象となるかどうかは、年齢や状態によって扱いが変わることがあります。判断に迷うときは、お住まいの市区町村の介護保険担当窓口や地域包括支援センターでご確認ください。

サービスを使うには「認定の申請」から

介護保険のサービスを利用するには、まずお住まいの市区町村に、要介護認定(要支援認定を含む)の申請をすることが出発点となります。申請は本人だけでなく、ご家族が代わりに行うこともできる場合があります。

申請のときには、介護保険被保険者証が必要になるのが一般的です。手続きの窓口や必要な書類、代理申請の可否などは地域によって異なる場合がありますので、具体的な手順はお住まいの自治体の公式ページや窓口でご確認ください。

「どこに相談したらいいか分からない」というときも、ひとりで抱え込まなくて大丈夫です。地域包括支援センターは、こうした相談の最初の入口として頼れる場所のひとつとされています。

  • お住まいの市区町村の介護保険担当窓口を確認する
  • 介護保険被保険者証の場所を確認しておく
  • 本人が窓口に行けない場合の代理申請の可否を自治体に尋ねる

申請から認定までの大まかな流れ

厚生労働省の案内によると、申請のあとは、市区町村の調査員などがご自宅などを訪問し、心身の状態を確認する「認定調査」を行います。あわせて、市区町村からの依頼により、かかりつけの医師が心身の状況についての意見書(主治医意見書)を作成します。

その後、調査結果や主治医意見書をもとにしたコンピュータによる一次判定と、介護認定審査会による二次判定を経て、市区町村が要介護度を決定します。申請から認定の通知までは、原則として30日以内に行われるとされていますが、状況により前後する場合もありますので、見込みの時期は窓口でお尋ねください。

認定の結果が出たあとは、ケアプラン(介護サービスの利用計画)を作り、それに沿ってサービスの利用が始まる、という流れが一般的です。要介護と要支援とで相談先が分かれる場合があるため、具体的な進め方は自治体の案内に沿って進めてください。

  • 認定調査の日程は訪問形式で行われることを知っておく
  • かかりつけ医(主治医)が誰になるかを確認しておく
  • 認定結果が届くおおよその時期を窓口で確認する

金額・区分・自己負担は「公式」で確認を

要介護度の区分(要支援・要介護の段階)や、利用できるサービスの量の上限(支給限度額)、自己負担の割合などは、所得やお住まいの地域によって扱いが異なる場合があります。この記事では具体的な金額や区分の数値はあえて示していません。誤った思い込みで損をしたり、不安が大きくなったりしないためです。

正確で最新の情報は、お住まいの市区町村の公式ページ、または介護保険担当の窓口でご確認ください。同じ制度でも、申請書の様式や提出先、相談窓口の名称は地域ごとに違うことがあります。

制度は時おり見直されることもあります。手続きを始める前に、その時点での公式の案内を確認されることをおすすめします。

ひとりで抱えず、まず相談を

介護は、ある日突然に向き合うことになるものかもしれません。けれども、この制度は「介護を社会全体で支え合う」ために用意されたものです。あなたとご家族は、ひとりきりで歩んでいるのではありません。

まずは深呼吸して、お住まいの市区町村の窓口や地域包括支援センターに一本、相談の電話を入れてみてはいかがでしょうか。最初の一歩を踏み出すことで、次に何をすればよいかが少しずつ見えてくるのではないかと思います。

ひとりで抱え込まなくて大丈夫です。

相談窓口を見る

よくある質問

申請からどのくらいで結果が分かりますか?
厚生労働省の案内では、申請から認定の通知までは原則として30日以内に行われるとされています。ただし、調査や審査の状況によって前後する場合もあります。見込みの時期については、お住まいの市区町村の窓口でご確認ください。
40歳から64歳でも申請できますか?
40歳から64歳までの方(第2号被保険者)の場合、老化が原因とされる特定の病気(特定疾病)によって介護が必要になったときに、サービス利用の対象となる可能性があります。ご自身が該当するかどうかは、お住まいの市区町村の介護保険担当窓口で確認してください。
本人が窓口に行けないときはどうすればよいですか?
ご家族などが代わりに申請できる場合があります。代理申請の可否や必要な手続きは地域によって異なることがありますので、お住まいの自治体の公式ページや窓口でご確認ください。地域包括支援センターも相談の入口として頼れる場所のひとつとされています。
自己負担の割合はどのくらいですか?
自己負担の割合や上限は、所得やお住まいの地域によって扱いが異なる場合があります。この記事では具体的な数値はお示ししていません。正確な情報は、お住まいの市区町村の公式ページまたは介護保険担当の窓口でご確認ください。

参考(公式情報)

この記事に関連する制度

各区の制度ページで、対象・申請方法・公式ページ・最終確認日を確認できます。

介護・高齢の制度を自治体で比べる

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